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あれから一年

 今日から大型連休が始まりますが、東京都は緊急事態宣言がでているので外出自粛の日々が続きます。

 変異ウイルスの出現のため、感染拡大が止まりません。

 思い起こすのは1年前の初めての緊急事態宣言中の大型連休です。

 当時は新型コロナに関する知識もあまりなかったので、

 とにかく未知のウイルスに対する恐怖と、未曾有の事態に、

 自分を含め社会がどうなっていくのだろうと不安でいっぱいでした。

 1年後の事態は、

 ワクチンが開発され接種がはじまり、感染収束の出口が見えてきてる「はず」なのですが、

 感染が再拡大して、果たしてワクチンで感染が抑え込めるのが疑心暗鬼になっています。

 生活はというと、感染前の日常とすっかり変わった「非日常」がすっかり「日常」都なった日々。

 ジョギングと食料買い出しを兼ねたウオーキング以外は全く外出せず、

 治療に来てくださる患者さんと接する以外極力人と接しないようにしています。

 自宅兼治療院なので、公共交通を利用するのも3か月に一度実家に介護帰省する際に私鉄と航空機を利用するだけです。

 規則正しい生活と食事睡眠はたっぷりとるようにしているので、

 身体的には絶好調なのですが、親しい友人とはメイルやSkypeなどで話す以外、

 直接会わなくなって1年以上だからか、じわりじわりと精神的な枯渇感が押し寄せてきています。

 本当にこの一年はコロナの一年だったなあ。

 一年前の時点で現在の状況は予想していなかった、ワクチン開発は進行中だったけれども、

 感染は収まってくれるだろうと、自分の甘い見通しを反省しました。

 1年後には、こんどこそ、コロナが収束していることを希望します。