今日はお彼岸の中日です。
「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉があるように、ここのところ連日日中は30度にとどく真夏日となっていますが、日が暮れると涼しい風が吹いてきて、虫の音も聞こえてくるようになりました。
お墓に備える花束をもって歩く夫婦ずれとすれ違ったりして、
「あ~お彼岸なんだなあ」と、3年前に亡くなった父を偲びました。
亡くなる6年前に脳梗塞になり、その後遺症で言語障害になり、亡くなるまで父の肉声を聞くことはなかったのですが、元々極端に無口な人で、家族とも日常会話を交わすこともあまりなかったことと、本人も脳梗塞の後遺症もあったのか、話したいという意欲はあまりなく、話せない(話さない?)がデフォルトとして暮らしていました。
でも、昨日お彼岸ということもあって父を思い出したとき、父は何を話したかったのかなあと、ふと、思いました。
あまり欲求の強い人でなかったので、母の老々介護もどうにかできたこと、
もしかしたら、本当は何か強く求めていたのかも知れないなあ。。。と。
お彼岸を過ぎた週末からぐっと涼しくなるようです。
お彼岸はやはり亡き人との対話を促す機会になったようです。
甘党でもあった父を偲んで、おはぎでも食べてようと思います。
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