もう15年ほど前に患者さんが自宅の庭に咲いているバラの花束を持ってきてくださって、咲き終わった後、挿し木にしました。
すると翌年か一輪、その次の年は3輪・・・・と、コンテナ植えなのでそれほど増えませんが、毎年この時期になると、美しいクリームピンクの花を10個ぐらい咲かせてくれます。
名前はドイツ名の難しいものだったので、わからないままですが、美しいクリームピンクの大輪の花です。
テーブルの上の花瓶にさして、つぼみから花びらが開き満開へと、その過程が刻一刻と変わる(朝食が済んでジョギングに行ってきた1時間の間に、つぼみから開花していました)その様子に、あ~自然は生きているんだなと感じています。
自然の作った造形美の極致ともいうべきバラの花の美しさ。
毎朝買い物だてら歩く緑道の沿道に咲くコイヌノフグリや名も知らない小さな青や赤の小花や、あでやかなジャーマンアイリス、多くのつぼみが大きくなってきてもうそろそろ咲きそうなあじさいなど、人間界のコロナ禍と無縁な自然の営みを教えてくれる花たちには、変わらない日常を教えてもらっています。
行動が自粛されているのは人間だけで、自然の生き物は今までどおり伸び伸びと生きているんだなと改めて感じました。
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