昨日は夏至でしたが、東京は一日曇り空でどんよりとして日差しはありませんでした。
気温も20℃ちょっとで涼しく感じられました。
空が雲で覆われているので予定されている部分日食を見ることは無理だろうなあと予測はしていましたが、案の定みることはできませんでした。
でも、3時過ぎぐらいから、屋内で読書していてもなんだか薄暗く、昼間なのに室内灯をつけました。
「そうか、この暗さは日食が始まっているのか?」
外を眺めると、曇りということに加えて太陽が欠けているので不思議なほの暗さが漂っています。
気分も何だかざわざわしてどことなく落ち着く、読書に集中できませんでした。
古代では日食の生じる機序(月と太陽と地球が一直線になり、太陽が月の影に隠れる)がわからなかったため、人々は日食は神の祟りだと考えられて、日食の間人々は泣き叫び祈ったそうです。
日食の機序がわかっている現代でも、磁気の関係か、たぶん気のせいなのでしょうが(笑)、なんとも言えない落ち着かない気持ちになり、
「そうだ、都知事選の期日前投票に行こう!」
と突然思い立ち、歩いて10分の21日現在では唯一期日前投票ができる世田谷区役所に行くことにしました。
外にでてみるとほの暗く、不思議な雰囲気でした。
コロナ感染予防対策の施された投票所で投票を済ませました。投票した立候補も日食の影響か、あらかじめ考えていた人とは違ってしまいました。
日食の情報がなければそうならなかったかもしれませんが、地球に暮らす私たちは地球の動きと同期しているのだなあと感じた時間でした。
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