昨日の正午ごろ、空が真っ暗になって激しい雨が降ってきました。
30分ほどしてすぐにやんで再び夏の青空がもどってきましたが、
「打ち水効果」のためか、気温が下がりはじめ、夜は久しぶりに涼しく過ごせました。
外は虫の音が鳴いています。
地球温暖化が叫ばれていますが、もともと地球の現状は氷河期にむかっているそうです。
そういえば私の子供頃の半世紀前には、地球は寒冷化していて、一面氷に閉ざされたイラストが小学生向けの雑誌などに掲載されたもので、子供の頃の私は、その寒そうな状況を想像するだけで文字通り「身震い」したものでした。
ところが、成人するにつれて、地球は温暖化、しかも急激に進んでいると言われて、まるで騙されたような気になりましたが、実際に夏の暑さの過酷さや、冬の暖かさや雪の減少などから、それは事実であると実感されて、
21世紀の現在では、それは世界中の人のコンセンサスになって、人類存続の危機にまで温暖化現象がなってしまいました。
地球は氷河期と間氷期を繰り返しながら気象が循環しているようで、過去には地球全体が氷で覆われる「スノーボール」状態になったことが少なくとも6回あったことがわかっています。
人類が誕生してからも、また人間の文明がうまれてからも、小さな氷河期や間氷期は繰り返され、
日本では平安時代頃は「中世の温暖期」と呼ばれ、現在よりも暖かい時期だったようです。
ちょっとした亜熱帯気候だったようで、マラリアなどの熱帯の病気も流行したようで、平清盛の死因であるとも言われています。
中世の温暖化と、現在の温暖化は、どのように違うのかなと。
平安時代十二単の貴族の女性は、エアコンもなしに酷暑をどのように過ごしていたのかなと想像してしまいました。
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