コロナウイルス新規感染者数が激減して、1年半前の水準に落ちています。
けれどもほんのひと月前までの第五波のパンデミックの状態の記憶がまだ鮮明に残っていて、現在の状況にリアリティを感じられないのが正直なところです。
本当にこれでコロナウイルス感染は収束するのか?
私を含め多くの人が疑心暗鬼になって、これから冬を迎えることもあって、第六波がやってくるのを想像してしまいます。
第一回の緊急事態宣言解除直後も現在のように感染者数が激減したのに、あれから何度も感染拡大が起こり、緊急事態宣言も4回も出ました。
第五波では、「オオカミ少年」の警告に慣れてしまった人々のように、緊急事態宣言に深刻味を感じることができなくなってきてもいました。
現在の状況も、今度は逆に、また感染拡大が来るに違いないと思ってしまいます。
目に見えないウイルスに対して、実際に感染者が身近にいない者としてはは感染者数という観念としての数字でしか実態を把握できないこと。
感覚として実感できず、腑に落ちず、不安に包まれながら、もう2年近く過ごす日々。
第六波の襲来を予測する気持ちには、このような宙ぶらりんな不安定な心理が底にあるのだと感じます。
コメントをお書きください