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遠隔操作介護

 87歳で初期認知症の母は一人で実家に暮らしています。

 私は数日ごとに電話をして(母の物忘れのため、話しに埒があかないことが多いのですが)、3か月ごとに帰省していますが、デイケアに週3回通って、デイが休みの日にはヘルパーさんが週2回来てくれて、月に4日ショートスティを利用し、夕食は宅配のお弁当、それ以外の食材は生協のネット注文、何かあればケアマネの方が連絡してくれると、数千キロ離れていても、どうにか遠距離介護が成り立っています。

 母の症状もゆっくりと進行していて、田舎で慣れ親しんだ人たちに囲まれ、多くの人たちに見守られて、このまま時間が止まればいいのに。。。とさえ感じています。

 介護保険とデジタルのおかげだとつくづくありがたいと思っています。

 それらがなければ、認知症の母を一人暮らしにすることはできず、私が実家に戻らなくてはならなくなる状況に追い込まれるからです。

 これから病状が進行して、現在のようにはいかなくなるとは思えますが、こうして引き延ばされた時間は貴重です。

 昨日は私の提案で連絡手段として電話だけでなくメイルでもお願いすることになりました。

 母の月ごとの介護予定表を送ってもらうためです。

 これからも様々な人たちの手を借りて、できるだけ今まで通りの母の生活が送れるようにしていくことを介護の方針としていこうと思います。