ウクライナの首都キーウ郊外で民間人410人の遺体が放置されている映像が、ロシア軍が撤退して海外メディアによる報道がありました。
ロシア軍による民間人へのジェノサイトが行われたという証拠です。
私は映像を直接見ていませんが、国連のグテイレス書記長も非難していることからもジェノサイドは事実のように思われます。
一方ロシアのプーチン大統領はフェイクニュースだと主張しています。
これほどテクノロジーが発達して、私たちは地球の裏側の出来事もライブで受けとることができるのに、それが事実かどうか確かめることは困難になっています。
これはいくらテクノロジーが発達しても、やはり情報の真偽は直接この目で確かめることが一番信ぴょう性が高く、しかし、誰でも、いつでもそうできるわけではなく、したがって私たちは真偽の確証を得ることは相変わらず難しいということです。
むしろテクノロジーの発達によってフェイクが簡単に精巧に作られることができるようになって、真偽を確かめることの困難は増してきている世の中に生きているということです。
ファクトチェックという言葉が流行るように、私たちは大量に流れてくる情報に対してそのまま受け取る前に、即座の判断を保留し、一旦保留し、真偽の程度を確認するための更なる情報を得る必要があるということです。
これは情報をそのまま受け取るのと比べて脳にストレスのかかることに感じます。
今回のウクライナからのジェノサイド情報を受け取った直後のわき起こる恐怖や怒りの感情を一旦抑え、受け入れがたいプーチンの主張も検証しなければならない。。。
情報が足りないことに対する欲求不満よりも情報過剰の世界に生きている困難を感じます。
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