朝日新聞ネット版で故郷山口県萩にある指月城が紹介されていました。毛利氏の居城です。
萩は日本海に面した三角州内にある街で、指月城は日本海を上にして三角形の底辺の左端に飛び出た陸島にある指月山のふもとにある城跡(明治の廃藩置県で真っ先に城は解体されて今は城跡しかありません)です。
私の通った萩高は、城下町萩の中でも「堀内」と呼ばれる武士の居住地にあり、指月城はすぐ近くで、菊が浜の砂浜越しに眺める指月山と城跡のコントラストが美しく、とても赴きのある一角でした。
通っていた時も(住居は萩の山間地)、丁度この季節、武家屋敷の堀からのぞく夏みかんの白い花からただようレモンのような香りに包まれて、商人の町菊屋横丁を通り抜け、武家屋敷の塀を眺めながら、お堀を渡り。。。とまるで時代劇の中にいるような通学風景で、城下町の雰囲気が大好きでした。
指月城跡には数回ぐらいしかいったことがなかったので、記事で紹介されているのを読んで初めて知ったことが多々あり、今度帰省した折に尋ねてみたいと思いました。
今はコロナ禍で6月いっぱいは新幹線新山口駅からのバスの直行便も、宇部空港、萩石見空港からの乗り合いタクシーも欠便しているので、萩観光に訪れるのは困難ですが、7月から、夏の観光シーズンにぜひ萩の指月城を訪れてくさだい。
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