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春を告げる香り

 15度を超す春の陽気の下、買い物だてらのウオーキングの最中、

 あのうっとりとするような香りが漂ってきました。

 沈丁花です。

 毎年、まだ寒い2月の下旬ごろから、濃い紫色の密集したつぼみのふくらみが増してくるのを、

 日々観察していましたが、

 とうとう開花したようです。

 待ってました!

 実は私は花の強い香りがあまり得意ではなく、

 皆さんが良い香りという、梅や金木犀の香りは、私にとってちょっときつく感じられて、あまり好きではありません。

 沈丁花も以前はちょっと香りが強いなあと、あまり好ましく感じられなかったのですが、

 歳とともに嗅覚が鈍くなってきたのか、ちょうどいい香りに感じられるようになりました。

 春の訪れを告げる沈丁花の香りを満喫しました。