南アフリカで新型コロナウイルスの新しい変異株が発生したとWHOが発表しました。
日本ではデルタ株による第五波がようやく終息し、一息つきたいところですが、寒さとワクチンの効果が切れる「ブレイクスルー感染」のために発生すると思われている第六波への備えのため、手洗い、マスク着用、三密回避と、パンデミック時と変わりない自粛生活を送っている日々に、またまた憂鬱で不安な気持ちになりました。
研究者によるとこの変異株がデルタ株より感染力が強く、ワクチンの効果はわからないそうです。
ヨーロッパをはじめ世界各地でデルタ株による感染拡大は以前として続きているのに、さらなる変異株の出現で、
永遠に終わらない新型コロナウイルスとの闘いを思い描いてしまいました。
「このまま、永遠、ウイルス感染を恐れながら生きていかなければならないのか?」
人間による開発で自然破壊が世界各地で生じ、これまで熱帯の森林の生物の間でのみ感染ループが繰り返され、人間に感染することがなかったウイルスが人間に感染する可能性が高まってきていて、また人々の移動もかつてないほど活発になってきている世界情勢において、ウイルス感染症のパンデミックの危険性はなくなることはないと知ってはいたのですが、いざそれが現実味を帯びてくると、「うそでしょう。。。」の戸惑いがあります。
確実に言えることは、たとえ、この新型ウイルスの感染が終息しても、私たちの心は感染前にはもう戻れないということです。
もう、無防備に行動できない。人との接触は生命の危険にさらされる可能性があるものと変貌してしまいました。
「ウイズ コロナ」とはこのようなグレーの心境で生きていくことなのだと、改めて実感しました。
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