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ヒートショックプロティンの効果

 2日間雨のためジョギング中止。

 いつもはシャワーですますのですが、ジョギングをしないときは、その時間朝風呂(ジョギングは毎朝6時~7時)することにしています。

 そこで、今回はヒートショックプロティン(HSP)療法入浴と称して、いつもより湯温を高くして(42度)、HSP療法に則って入浴しました。

 まず42度のお湯に首までつかり10分。タイマーセットしましたが、ぬるめのお湯に慣れているせいか、10分も結構長く、熱くなって苦しくなりました。

 本来のHSP療法はその後お湯からあがり、15分間十分保温するのですが、私はそのまま胸までつかり、読書30分しました。

 すっかり体が温まって、汗をたっぷりかいたので、水分補給。溜まっていた疲れがとれて、その日はすっきり、快調に過ごせました。

 翌日も雨だったので、HSP療法第二弾。二回目なので、だいぶ慣れてきて、10分をそれほどきつく思わず過ごしました。

 普通HSP療法の効果は2日後~4日後がピークのようで、だからその効果を持続させるためには、週に2回HSP入浴が勧められていますが、確かに昨日2日ぶりにジョギングをしたところ、最近ジョギングが辛いなあとかんじていながら走っていたのですが、楽に走れて、特に途中からはまったくきつくなく、久しぶりにランナーズハイを経験しました。

 そしてなによりお肌の調子がよく、しっとりとつるんつるんになりました!

 また風邪をひきかかっていて、なんとなくいまいちの体調だったのですが、すっかり元気になりました。

 これってHSP療法効果なのか、2日間ジョギングを休んで疲れがとれたからか、たぶん両方なのでしょうが、

 HSPの威力を感じたのでした。

 HSPは今話題の自然免疫の働きの一つで、HSPは細胞にストレスを与えることに対する反作用として生み出されるたんぱく質で、それにより、異物を排除し、細胞の新陳代謝が進む仕組みです。

 HSPは物理的、化学的、精神的様々なストレスに対して産出されますが、特に熱ストレスに対して効果的に産出されるようです。

 鍼灸で用いられるお灸の効果も、このHSP効果によるものと考えられています。

 入浴によるHSP療法はお手軽で家でできて、予防医療として活用できると実感しました。