毎週出張治療しているご家庭から今後1か月間治療をお休みすると言われました。ご主人が深刻な持病をお持ちの方で、新型コロナウィルス感染防止のためです。
東京は普段と比べて人通りが本当に少なくなっていて、電車は夕方の帰宅ラッシュ(私はこの出張以外電車を使うことがないので)時でもかなりすいていてほとんどの人がマスクしています。
今が感染拡大を抑える重要な時期なので、感染源に近づかない、感染を蔓延しないということなので、外出禁止、自宅待機が、治療法のまだない感染症に対しては最善の策だと思います。
必然、家に居ることを余儀なくされるのですが、感染していなく元気な者にとっては、最大の敵が「退屈」(テレワークなど自宅勤務の人以外)なのではないでしょうか?
刻一刻と伝えられるテレビニュースを見たり、SNSに流される情報をチェックしたりする時間が増えて、反って不安が高まり、引きこもりの精神状態が良くない方向に傾くことが予想されます。
最善の予防策をとり、必要な情報入手を自主規制して、後は、この猶予の時間を充実したものにするように工夫することが精神衛生上重要だと思います。
新型コロナウィルスに身体はやられなくても、精神的に自滅してしまったら。。。
災害や伝染病などによる物理的な被害に加えて、後遺症としての精神的な被害を受けないためにも。
この一か月間、多分暇になると予想されるので、与えられた時間をいかに充実して過ごすか、私なりの新型コロナウィルス対するチャレンジだと前向きに捉えることにしました。
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