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非日常が日常に

 新型コロナ感染者数がじりじりと上昇してきています。

 ヨーロッパの感染再拡大ほどではないですが、

 やはり冬季は感染流行の条件がそろうので、増加するのは必然なのでしょう。

 東京都の感染者数も連日100人~200人以上で、

 以前は毎日その数値に一喜一憂していたのに、

 最近は関心もあまりなくなってきました。

 相変わらず、マスクと手洗いは励行し、食料品を買い求める以外屋内に入る(ジョギング、ウオーキングは続けています)

 外出はほとんとしない生活を送っています。

 治療で患者さんと接する以外、友人とも電話やSkypeで話すだけ。

 こんな生活がはや8か月も続いていて、すっかりニューノーマルがノーマルになってしまいました。

 もともと独りで本を何時間でも読んでいることが至福の時だったので、

 このような半ば引きこもり生活は性に合っているところもあって、

 また、ルーティン生活大好きな性向も加味されて、

 すっかり、馴染んでしまっています。

 ダイレクトな人とのコミュニケーションの欠如の長期化が、

 自分の精神にどのような影響を及ぼすのか?

 ヒトは集団で暮らす生き物なので、本能に反しているこのような状態は

 無意識のところでマイナスの作用をもたらしているのかも知れませんが、

 今のところ、ストレスもなく、心身良好で過ごせています。

 果たして、この状態がさらに続くとどうっていくのでしょうか?