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疲労は遅滞

 昨日は最高気温が28度で、久しぶりに30度を下回りました。

 汗をまったくかかなくて、水分補給の欲求もあまりなく、

 気温が30度を下回るとこんなにも身体の反応が違うのかと驚いています。

 涼しくなったので身体の調子はいいかというと、そうでもなく、

 だるくて、眠くて、気分もイマイチという具合です。

 きっと身体は連日の暑さに「適応」してしまっていて、

 突然の涼しさに適応できず、自律神経のバランスをくずしているからなのでしょう。

 これまでの高温化の心身ともにハイな状態は、過酷な環境に適応するために交感神経が活発になっていて、

 涼しくなったために副交感神経がいきなり優位になって、身体が急にリラックスモードに切り替わった反動が強くでているのでしょう。

 せっかく涼しくなって、過ごしやすくなったはずなのに。

 疲労は遅滞して出現するものなのですね。

 来週からまた猛暑が復活するようですが、今度はこの涼しさにようやく適応できた身体が、

 猛暑に不適応起こすのではないかと。

 今年の夏は気象の激変に身体がついていけないようです。