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人々の移動、復活

 3か月おきの認知症の母の介護のために山口に帰省してきました。

 3か月前に予約したANAのバリュープライスでの往復+山口に着いてからバスを2回乗り換えで、延べ9時間、

 山陰の山間部にある実家に辿り着くと、へとへとになります。

 今回の帰省で最も印象的だったのは、羽田空港の人の多さでした。

 格安チケットであるため、いつも早朝第一便の7時台の便を利用しているのですが、

 緊急事態中は、空港ロビーは本当に閑散としていたのですが、

 今回は、久しぶりに人が溢れているのを見ました。

 オミクロン株の出現により、旅行予定を前倒しにした旅行者も増えているためもあってか、

 団体旅行客も多く見かけ、人々の旅行熱が回復しつつあるのを感じました。

 山口では1週間前から新規感染者数はゼロの日が続いているようですが、

 住民全員がマスクを着用していましたが、新山口駅では萩行の直行バスに長い列ができていました。

 緊急事態宣言解除されても、これまでどおり都心に出かける機会がなかったので、

 人出が回復しつつあることを実感していなかったのですが、

 戻りつつあるようです。

 2年前はもっと人出が多かったと思うのですが、

 なんだかデジャヴのような気がしました。

 しかし、世界各地では感染増加が続いていて、

 日本の感染者減は、感染リスクの高い中高年のワクチン接種の効果期間が、

 ちょうど冬場の感染増加期間と重なったというラッキーな要因だとの分析結果があります。

 欧米などの増加は、ワクチン接種が早かったため、効果が切れてきている時に、冬場の感染増加期間に重なったからだとか。

 3回目のワクチン接種を急いて実施し、感染拡大せず、このまま自由な移動が続けばいいと思いました。