インターバルウオーキングを提唱されている能勢博氏の「ウオーキングの科学」を読みました。
能勢氏の提唱するインターバルウオーキングは、以前氏がラジオで話されているのを聞いて、ウオーキングの際に取り入れてみようと3か月ほど挑戦しました。
筋力や体力がつくためには、普通のウオーキングではだめで、最大酸素摂取量の6割以上、運動によって乳酸が排出される強度の運動をすることが必要だということです。
筋力をつけるには、一日15分、最大酸素摂取量の6割以上、週3~4日、2~3か月継続することが必要で、それを維持し続けなければならないということで、運動の習慣のない、特にフレイル(筋力低下による日常生活に支障がでる)予防が求められる高齢者でも可能になるように、能勢氏が工夫してかんがえだしたのが、
「3分早歩、3分遅歩の繰り返しを30分」という、「インターバル早歩」でした。
最大酸素摂取量の6割以上の早歩はせいぜい3分継続することが限度だということで、一日述べ15分になるためには、遅歩と交互で30分続けるということです。
早速、タイマー片手にインターバル早歩を春先に始めましたが、1か月ぐらいから、太ももやお尻の筋肉がついてきて、今までも買い物だてら1時間以上ウオーキングしていたのですが、その時には生じなかった変化に驚きました。
ただ、3分ごとタイマーをセットして歩くのが面倒で、気候も暑くなってきたこともあり、3か月も経つと面倒になり、普通のウオーキングに戻ってしまいました。
でも筋肉はウオーキングを続けているせいか維持された状態です。
今回の本では、インターバルウオーキングの原理が運動生理学的見地も踏まえて詳しく解説してあったので、
私の体力(毎日ジョギング10キロ)と、面倒くさがりの性格に合わせて、最大酸素摂取量の6割以上の早歩を一日延べ15分以上という原則は守りながら、3分おきでなく、直線距離の長いところは、早歩き、そして人込みや細く曲がりくねっている道では遅歩きに、アレンジして再挑戦してみようと思います。
季節もウオーキングに適してきたので。
さらに、運動の後30分以内に筋肉に取り込まれる糖分とアミノ酸の摂取量があがり、それが血液量の増大となって、体温調節に役立ち熱中症予防にもなるということで、いつもランチに食べているヨーグルト(糖分+タンパク質)を摂ってみることもしてみようと思います。
私なりにアレンジしたインターバルウオーキングを果たして継続できるのか?
インターバルウオーキングが心地よくて、歩くのが楽しみになることが秘訣だと思います。
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