「サイバネティクス」という言葉を知りました。
テクノロジーを利用して、人間の機能を補ったり、強壮したりする技術で、
障がい者や高齢者など、身体機能に不具合を抱えた人たちが日常生活を送ることを支援する技術ならびにシステムのことです。
先天的、事故、病気などで運動神経機能が働かなくなって動作に支障を掲げている人の神経機能を補うために、
患者自身の神経内に発生する微弱電位を身体に取り付けた装置で感知し、それを解析し、運動する際の電位に補強もしくは調節して患者の神経にフードバックさせ、動作を起こすというものです。
発生する電位は無意識、意識、つまり脳幹の部分、大脳皮質のレベルなど層によって異なるようです。
面白いのは、意識的な行為をするときに実際に動かなくても、皮膚に微弱ながら電流が流れているということです。
もしかしたらその電流が、それは人の気配や、集団の熱狂など、言葉や行動に現れない、意思を持つ生き物すべてが発するオーラの源泉となっているのかもしれないと思いました。
頭で考えていることが、身体全体で考えているのだなあと思いました。
この技術が障がい者や高齢者など、身体の制限のために不自由を強いられている人の自由度が高まることを期待します。
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