デザイナー ナガオカケンメイ氏が自身が発行する旅行誌「dtravel」のためのクラウドファンディングのために共著者と一緒にアピールのZOOM画像を作成した苦労を語っていました。
「dtravel」は画期的なトラベルマガジンで、日本全県を目標に今まで28県、取材者が実際に現地に数か月滞在もしくは通いつめ、ディープな地元の人からの口コミ情報だけを元に、地元の人でも知らないユニークな店や施設や風景、自然を紹介する雑誌です。
私は故郷山口編を読みましたが故郷を離れて30年、近年は3か月に一度親の介護のために帰省はしていますが、時間的余裕がないこともあり、知らない情報ばかりで、故郷を深くこの地に魅力を感じ、見出そうとしている旅人の目を通じて眺めることで「故郷 再発見」の体験をさせていただきました。
でも、たぶんこのような企画はそれほど部数が伸びるとは思われず、続けていくのは大変だろうなあと他人事ながら感じて、ひそかに応援していたのですが、クラウドファンディングも、そのような厳しい財政事情(想像ですが)の中で、けれども日本全県の魅力を「住むように旅して」再発見したいという編集者の強い意志の表れだと思われます。
今回のZOOMのPR体験を通じて、ナガオカ氏は一緒に作り上げた「岡山編」のスタッフとの共同作業のプロセスそのものが、自分がメディアになる体験だと語っていました。
コロナ禍で、ZOOMなどのITヴィジュアルコミュニケーションが一気に進み、SNS、YouTubeに加えて、自分がメディアの主体になる手段がさらに増えたと思いました。
そのどれも私自身はしていませんが(笑)。
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