毎月末おいしいパティスリーでケーキを買って「自分へのご褒美」をすることにしています。
本格的なフレンチケーキで、たくさんの若いパティシェが厨房で働いているのがガラス越しに見える、
支店も数か所ある人気のある店です。
いつもずらっと並んだ、どれもおいしそうなケーキを前にして選ぶとき、
至福の気持ちになります。
今月はピスタチオのムースのケーキにしました。
ホワイトチョコで装飾をほどこされたケーキは芸術作品のようで、
食べるのがもったいないなあと思いながら、おいしさに感動し、幸せな気分になりました。
ケーキ一つで幸せになれるなんて、我ながらお手軽な人間だと自負していますが、
コロナ感染拡大が続き、先行きが見えない今日この頃、
現実をつかの間わすれさせてくれる「自分へのご褒美」効果を味わいました。
困難な物事にめげないレリジエンスな精神でいるためには、
その土台となる自分自身への信頼が必要です。
そのためには、自分を甘やかさず、自制して厳しくすることも大切ですが、
しなやかな感性を維持するためにも、時には(いつもでは?)自分を甘やかすことも必要かなと。
自分の正直な欲求に耳を傾け、それに応じるのは、わがままではなく、わがままな自分をありのまま受けとめ、自分を大切にすることに繋がるのではないかと思います。
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