緊急事態宣言が出ても、許可されているジョギングとスーパーへの買い物をマスクして出かけ、その後は家にこもってひたすら読書、というのは、普段の私の生活とほとんど変わっていない(治療しないのを除いて)ので、それほどストレスは感じていません。
2月下旬ぐらいから、極力感染リスクの高い行為は完全にやめて、手洗い、マスク着用を励行していたので感染する確率は限りなく0に近いと自負していました。一人暮らしなので、家族からの感染の危険もないし。
しかし緊急事態宣言がされた地域から避難しないように勧告する地方の自治体のニュースを見て、1か月ぐらい治療院も開店休業状態なので、認知症初期の母が一人で暮らす実家の山口へ、ちょうどいいから介護もかねて帰省しようかなと軽い気持ちでいて、自分自身が主体的な自覚とは別に、客観的には感染の可能性が0ではないということをすっかり忘れていたことに反省しました。
このような自覚の欠如が、現在の感染者の急増を招いているのだと、感染者の自覚のなさを自分と比べて批判的に感じていたのですが、自分も同じ穴のムジナだと。
高齢者以外の年齢層の人(私も含めて)、心掛けることは、自分が感染することは、自分がコロナウィルスの症状に苦しむということよりも、他者に感染を広げないということに、注意のウエイトを99%ぐらい重くするようにこころがけることだと思います。それが医療崩壊を引き起こさないマストです!
世界各国の流行蔓延地域の医療崩壊の惨状をニュースで知るたびに、どんなに高度な医療技術があっても、それにアクセスできなければ、助かる命も助からない。
医療崩壊の現場では、命のトリアージを本来ならば命を助けるべき医師がしなければならない心理的過酷な状態に置かれているということを知ると、日本で決してこのような事態を引き起こしてはならない。自然災害とは違って、人間の行動如何でそれを防ぐことはできるのだからと、自分の自覚のなさの反省を込めて、もっと心を引き締めていかなけばならないと思いました。
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