師走というのに昨日東京は日中19度にもなりました。寒くなったり暖かくなったり、今年の冬は台風や豪雨の秋から引き続き、天候不順で冬らしくない冬に突入していますね。
寒さの冬ですが、ここ数年以前は辛かった冬の寒さが、(ちゃんと防寒した上ですが)それほどでもなく、むしろ心地よく感じられるようになりました。
体が引き締まってしゃきっとする感じが好きです。どんな人でも夏は低血圧、冬は高血圧傾向になりますが、やや低血圧ぎみ(最高血圧100、最低血圧70)の私は冬は血圧が上がって調子がいいです。
冷え性で低血圧(以前は最高血圧が90であった)だったのですが、1ジョギングするようになって体質が改善しました。
毎朝6時過ぎに家を出て、駒沢公園2周して往復して戻ってくる全10キロ弱を走るコースを、もう13年間、悪天候(台風、積雪以外)の日以外は毎日続けています。
なぜ13年間という数字を覚えているかというと、先日U2が13年ぶりに来日コンサートというニュースを聞いて、「もう13年たったのだなあと」改めて認識したからです。
というのも、13年前友人と埼玉アリーナで催されたU2のコンサートの翌朝から走り始めたからです。
それ以前も毎日1時間近くウオーキングの習慣はあり、現在走っているコースをウオーキングしていたのですが、コンサートの興奮冷めやらぬ状態で、いつも通りに駒沢公園のジョギングコースをウオーキングしようとしたところ、なぜか「走れる」と感じ、走り出し、それが思いのほか心地よく、初めて走ったのにも関わらず、1週2キロを2周、そのまま家まで3キロを走って戻ることができたからです。
そして走った後の爽快感と達成感。
それ以降、毎朝走ることになりました。
正直、毎朝走り始めるまで、「面倒だなあ」とか「ちょっと辛いなあ」とか感じるのですが、けれども、走り始めて数分たつと体が温まってきて、気分も高揚し、そして走り終わった後は、100%爽快感で包まれます。
私にとってジョギングは何よりも抗うつ剤(別にうつではないのですが)だと、ジョギングの身体効果以上に精神に与える効果を実感して、病みつきになり毎朝走っています。
朝日を浴びることがセロトニン分泌を高め、走ることで大腿部の筋肉がついて体温があがり、弾む効果か、長年悩まされた便秘も治り、そして何より中学生の頃痛めて30年間苦しんできた腰椎椎間板ヘルニアの腰の痛みから解放されたことです。
走り出してからしばらくして腰が痛くなくなったことに気づきました。
腰が痛くないという状態を忘れていたので、なんというか、その状態が自分の体ではないような、当初は違和感すら覚えました。腰が気にならない、痛くないというのは、こんなにも楽なんですね。
私なりにジョギングの腰痛効果を考えたところ、規則正しい弾みが椎間板の再生を促し、それがセロトニン分泌(セロトニンは規則正しい身体のリズムで分泌が促される)を促進し、腰痛にまつわる憂鬱な気持ちを解消し、血流がよくなって腰の冷えもなくなったことではないかと、腰痛対策を目的として走り出したのではないのですが、思いがけない効果を喜んでいます。
以来13年間、腰痛を感じないで過ごせる人生を味わっています。
本当は毎日10キロ近く走るのは膝に良くなかったり、早朝は心臓に負担もかかると思われますが、以上のような私的ジョギング効果のほうがそれを相殺しても上回るので、今朝も走ります!
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