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女性参画

 今アマゾン配信ビデオでBBC政策ドラマ「刑事ヴァレンダー」にハマっています。

 原作はスウェーデンの作家であるため、舞台はスウェーデンで(しかし配役はすべてイギリス俳優、言語も英語)、

スウェーデンの小都市の警察署勤務の中年刑事ヴァレンダーの事件簿です。

 内容は結構猟奇的な殺人事件を扱っているものが多く、また、福祉国家と思われているスウェーデンにも、いろいろな社会問題が多発し、それに関する殺人事件を取り上げていて、

 また、スウェーデンの幻想的な風景の撮影が魅力的、

 そしてなにより、主役のケネス・ブラナー(シェークスピア俳優としても有名)がうますぎ!。

 いろいろな家庭問題を抱える悩めるよれよれの中年男性の哀愁とラブリーさを十二分に醸し出して、

 毎晩楽しみに観ています。

 スウェーデン社会を描いていて、特に興味深いのは

 白夜の人々の過ごし方と家屋の広さと、女性の社会進出です。

 白夜というのは日が沈まないのだなあと、ヴァレンダーたちが真夜中でも降り注ぐ中で事件を解決しているのを観て、日本で暮らす日周感覚と異なることを感じました。

 またさすが北欧家具の国だなあと感心する家屋の広さと素敵なインテリア。

 これは寒くてインドアで過ごす時間の長いために、家での充実した時間を創造するためなのだと思いました。

 また、ヴァレンダーの勤務する警察署の所長が女性であり、同僚女性が子育て中であったりするのを、

ごく普通に描いていて、また、どの女性も堂々として大人で、全く男性とそん色なく認められていつ様子が伺われて、いいなあと感じました。

 刑事ヴァレンダーがこれからどのように展開されるのが楽しみです。