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熟睡

 すっかり涼しく(寒く?)なり、熟睡できるようになりました。

 けれども、ビル・ブライソン著「人体」によると、睡眠障害に悩まされていない人でも、一晩に数回目を覚ましているそうです。

 50歳過ぎたころから、一回トイレで目が覚める以外、なんとなくうとうととしたり、うなされていることを感じたりして、浅い眠りのような状態を自覚することはありますが、目が覚めているとは気づきませんでした。

 これは人類が夜行性の小さなマウスのような時からの名残だそうで、暗闇で襲ってくる敵に対して、すぐに目覚められるように睡眠状態がプログラムされていることの名残だそうです。

 若い頃は10時間ぐらいぶっ通しで熟睡できたのに、50歳前後ぐらいから、6時間以上眠ることはできなきなり、また、夜中に目が覚めるようになりました。でも目覚めた後、すぐに眠れるので気にしていません。

 年齢とともに睡眠の質が下がってきているのでしょう。

 日中、ランチの後、急に眠気が襲ってくることがあるので、時間が許せば、15~20分ぐらい昼寝をしています。

 夜の睡眠の質の低下を、昼寝で補って、午後はすっきりと過ごせます。

 日中朝日を浴びて運動しているので、サーカリズムはきちんと整えているため、夜も決まった時間に眠くなって、寝つきもいいのですが、熟睡という質に関しては、いまいちですが、これは年相応の対応なのだとわききっています。

 あ~若い頃の、あの熟睡感を再び味わってみたいです。