オミクロン株感染拡大の勢いが止まらず、東京都の病床使用率が48%で、
緊急事態宣言発動の目安となる50%にまもなく届こうとしています。
オミクロン株は感染者の大部分が軽症のようですが、
ワクチンを打っていない人や、高齢者などワクチン接種から時間が経って効果が薄れてきている人に、
重症化率が高まってきているようで、医療現場はひっ迫の度が高まっているようです。
この新型コロナ感染症ほど、感染症状の二極化が顕著な感染症はないように感じられます。
インフルエンザなどは、罹患した人のほとんどが、高熱、感染つの痛みなど共通する症状になりますが、
新型コロナの場合、症状が軽い人は軽い風邪程度、しかし重症化した人は重い肺炎症状に陥るなどします。
それは新型コロナの場合、それまでの感染症の抗体が上気道(鼻やのど」などにあるため、その部分の炎症ですんでいたところが、肺にもウイルスに対する抗体が多数存在し、それで重い肺炎を引き起こすようです。
オミクロン株の場合、従来の株よりも肺の抗体数は少ないとの報告もありましたが、
それはワクチン接種などによって大部分が「迎撃」されていた結果だったのでしょう。
その効果が薄れてきている人、もしくはワクチン未接種のために抗体ができていない人にとっては、従来の株とおなじような症状が発症するのでしょう。
私も比較的早く7月の上旬には二回目のワクチン接種を終えていますので、
ワクチンの効果がほとんどなくなってきていると思われます。
軽症が多いと油断せず。従来どおりの感染予防法を徹しようと思います。
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