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寒暖差

 3月は朝晩の寒暖差を最も感じる時期です。特に今年は冬の寒さが厳しく長引いたので、

 3月下旬の現在でも昨日は3度で、午前中は暖房が必要くらいです。

 けれども午後になると春の日差しが降り注ぎ、室温も急に上がり、セーター一枚で過ごせるほどになりました。

 このように一日のうちで寒暖差が大きいと、服装で調節するのが難しいです。

 朝晩は寒さ対策のために着込んでいても、日中は暑く感じられてしまいます。

 また、冬ほどの寒さでないので、油断してしまい、体を冷やしてしまいがちになります。

 3月は次々にやってくる低気圧のために気圧の変化が生じやすいうえに、このように気温も変化しやすいので、

 身体の恒常性を維持している自律神経に負荷がかかって乱れがちになり、

 様々な不定愁訴に悩まされることになります。

 不眠や神経痛、精神的不安定など。

 その上3月は様々な行事や移動などで環境が変わること重なることもあって、

 心身ともにバランスを崩しやすくなります。

 花々が咲き乱れ、新生活がスタートしたりして、うれしいはずなのに、どうも調子が悪いというのは、

 3月のアンビバレンツな特徴かも知れません。

 心身の基盤をしっかりさせて、この不安定な季節を乗り切りましょう。