湯浅誠氏が今回のコロナウィルス流行にともなう緊急事態宣言により、自身が運営している「子ども食堂」支援のフードバンク事業が困難に陥っていることを報告しています。
三密を防ぐために、多くの不特定多数の子供たちが集って食事をする子ども食堂の運営が休止している状態だそうです。
感染予防の対策は大切ですが、適切に予防措置をしたうえで、これらの支援を必要とする人たちへの支援の方法を検討しているそうです。
個々人のニーズを丁寧に見極め、感染リスクとともに生活リスクにも配慮する必要があります。
生活のひっ迫度はそれぞれの人が置かれた状況によって異なるため、感染予防による自粛が個々人に与える影響も異なり、それが生命の危険にさえひっ迫してしまう人たちもあることに対する配慮と支援を社会で考えていく必要があるということです。
感染リスクを正しく認識し対処し、さらに、感染が引き起こす生活リスクにも対応する。
そのためには現場いる人たちの上げる声を広く多くの人に届け、感染で業務のひっぱくする行政の対応にすべて委ねるのではなく、民間レベルの支援の手を広げていく必要があると思います。
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