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バランスはそれだけでは取れない

 ローマ字入力、一部入力二日目。実はキーボードに水がほんの少しだけこぼれたて、FとGのキーが打てなくなりました。

 「は」と「が」。日本語の助詞を表現するため、ほとんどの文が打てなくなってしまいました。

 そこで「は」と「が」が入ってよく使う言葉は辞書登録、そしてローマ字入力で「は」と「が」が出てきたときにかな入力に切り替えるという荒業でパソコンが届く2週間しのいでいこうと思っています。でもだいぶ慣れてきました。

 伊藤剛著「副交感神経を活かして不調を治す」の中で

副交感神経は夫を操る賢い妻。交感神経を操る運転操作術、バランスを調節するドライブテクニックは副交感神経にこそある」

とありました。

 東洋医学では陰陽のバランスを重視します。そしてそのバランスのとり方は反対側を調節すること、つまりバランスを乱している直接の側を刺激するのではなく、間接的に操作することで全体的なバランスをとる方法を取ります。

 まどろっこしいような気がしますがこの方法の方が全体的な調節には効率がいいようです。

 ノーベル賞受賞した「がんチェックポイント療法」も、免疫にブレーキをかける側に働きかけることで、がん細胞を叩く方法をとることによって臨床応用でも効果を上げています。

 これは体を含めた自然の原理なのだと思いました。