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体を冷やさずに

 今日は立節分、明日は立春ですが、これから1週間は寒波のため寒い日がつづきそうです。

 今年はラニャーニャ現象のため、世界的にも大寒波が襲来しているようで、YouTubeでみているABCニュースでも、全米各地で寒波に襲われている様子が報道されています。

 日本でも北陸、東北、北海道などの雪国をはじめ、ここのところ温暖化で雪が降らなかった地域でも積雪に見舞われているようです。

 東京は年末から、からっからに乾燥した日々が続きます。

 皮膚や粘膜が乾燥するので、オミクロン株が流行しやすくなっています。

 また、乾燥しているので寒さを強く感じます。

 体感は皮膚の表面の1センチ以内の空気の温度で感じるそうなので、

 エアコン暖房ではどうしても上下の温度差が生じやすい室内暖房を高く設定するよりも、

 首、手首、足首など露出の多い部分をしっかりと保温して、衣服を重ね着して、体を冷やさないようにすることが肝要です。

 ヒトは恒温動物なので、体内の温度を一定に保つ仕組みがありますが、表面温度が下がると体内温度も下がってしまい、血液循環が悪くなって部分的な酸欠になったり、様々な代謝機能がうまく働かないようになります。

 その現象の一つが「痛み」です。

 からだは「痛み」という警告で、体温低下の危険性を報せてくれているのです。

 体の表面に局所的な痛みを感じたら、それはたぶん臓器が原因の痛みではないので、

 痛む部分をしっかりとあたため(ホッカイロなどで)、ストレッチをして固まった筋肉をほぐし、

 ゆっくりと風呂に浸かり、体を温めるようにしましょう。