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空撃ち

 昨日は南岸低気圧接近のため、関東地方も大雪の予報て、

 首都圏も1~2センチ積もる可能性があるとのことでした。

 さっそく雪に備えて午後から表の壁のハンギングバスケットを中に移したりして、

 雪に対する万全の備えをして、「待って」いましたが、

 どうも気温があまり下がっていないなあ、この調子ではずっと雨が降り続いていくだろうなあと

 予想していたのですが、

 今朝、案の定、雨が降り続いています。

 東京は雪は降らないようです。

 なんだか拍子抜けしてしまいましたが、予測の「空撃ち」はリクす回避としては正解だと思います。

 鉄道や首都高も積雪に備えてあらかじめ交通規制をしていましたが、

 過剰反応ということはないと思います。

 「外れて良かった。」

 これから大地震などの災害の可能性が高まってくる中、

 予想される被害を防ぐために、現時点でリスク回避ができることは最大限するべきだと思います。

 後から振り返れば、それは過剰反応であって、反って損害を被る可能性があるかも知れませんが、

 実際に被害に遭ったときと比べると、きっと桁違いに被害は小さいと思われるからです。

 しかし、損切と同じく、人間はどうしても現状維持のバイアスがかかってしまう本能があるので、

 空撃ちができやすいように、常日頃から心理的訓練をしておくことも必要かもしれません。

 また社会も空撃ちに対して寛容な雰囲気づくりが求められます。

 だから、今回の大雪警報は、世間が空撃ちになれるためのいい機会を提供したと思います。