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コロナあれこれ

 大家さん(クリスチャン)からイースターエッグを今年もいただきました。

 とてもきれいな弁天草のイラストが描かれたイースターエッグで、それにちなんでクリスマスローズと弁天草もいただき、さっそく玄関に飾りました。

 バラやユリのような華やかさはないですが、クリスマスローズは地味な色合いの中に落ち着いた雰囲気があり、新型コロナ流行で「不要不急の外出自粛要請」が出ているご時世、なんだかホットします。

 3つの密閉空間でなければ感染するリスクは少ないだろうと、普段から近所の買い物以外ほとんどが人込みの中に行くことはないので、行動の制限を感じることはないのですが、ジョギングやウオーキングの際眺めると、やはり、暖かく、桜が満開なのに、人の数は少ないように感じられました。

 「桜の花は来年も咲きます。」と花見の自粛を要請されましたが、確かに来年も桜は咲くでしょうが、「今、ここ」に咲いている桜を見ることができるのは、「この」桜でしかないと思い、いつもは友人と桜並木を駄弁りながら歩くのを恒例にしていますが、今年は友人が介護で実家に帰省していることもあり、独りで満開の桜並木を見て歩きました。

 現在陽性が判明した新型コロナの患者さんは、潜伏期間である2~3週間前に感染している可能性があり、3月上旬から、自分自身の動向を振り返って、感染の可能性がないかどうかをチェックしてみました。

 スーパーでの買い物以外人込みに出かけることはなく、帰宅した際には石鹸と水で20秒以上手洗いを励行していたことなどで、「たぶん、大丈夫だろう。。。」と思っていますが、私は自宅で仕事をしていていて、他の人のように公共交通機関を利用したり、職場や町で不特定多数の人と接触する機会がなくても100%確信を持てなく不安になってしまいます。だから東京などの大都市で暮らす多くの人が、増え続ける感染者の数に身に迫る恐怖を感じていると思います。

 新型コロナ流行で持病をお持ちの患者さんがしばらく治療をお休みにされていて、先日元気であるとのお葉書をいただきました。どうしているかなあと気になっていたので、安心しました。

 感染予防のため、他者との「濃厚接触」が厳禁である今日この頃、メイルなどと違って、手紙やはがきなどの書いた人の筆跡が感じられる間接的な「濃厚接触」は良いものだと改めて感じました。