コロナ感染流行以来、後期高齢者(ご自分でおっしゃっていた)と持病もおありのため、もう1年近く以前定期的に治療を受けてくださっていた患者さんでしたがずっとお会いできなかった方に、ウオーキングがてら手作りのゆずジャムを玄関先に届けました。
すぐにお礼のお電話を頂き、手紙のやり取りはしていたのですが、声を聴いたのは1年ぶりぐらいで、ずっと気に罹っていたので安心しました。
感染前は積極的に習い事などで外出される機会も多かったようですが、感染拡大後、食料品の買い出し以外はほとんど外出することなく、室外で日光を浴びて歩く機会がめっきり少なくなったため、筋肉の衰えを自覚すること、やはり精神的に憂鬱状態になっているそうです。
でもお元気そうな声を聴いて安心しました。
コロナ感染流行が長引くことによって、感染予防のために以前とは異なる日常習慣を続けることを余儀なくされています。
初期の危機感や恐怖から来るストレスによる心身マイナスの影響は、慣れということもあって軽減されてきていると思われますが、
コロナ感染が物理的に強いてきた物理的な身体的拘束は、じわりじわりと最近になって、人々の心身に現れ始めてきているように思います。
まだしばらくはこのような状態が続くと思われますが、
感染予防に留意しながらも、コロナ感染予防によって健康な肉体が必要とする行動の自由さを、どうにか回復していく手段を考え出し、実行していくことが、肉体的に不自由な生活を強いられている高齢者や持病を持っている方に求められているのを感じました。
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