7月の終わりごろ、実家のある萩市の社会福祉協議会から、サービス利用者の家族のお盆休暇帰省についての手紙がきました。
内容ははっきりとは記されていませんでしたが、医療体制の不備などの理由で、感染流行地域からの家族の帰省は自粛するようなものでした。
コロナ感染に対しては自分でできることは万全を期しているつもりですが、感染流行地に住んでいるということは、そうでない人から見れば、感染者の疑いが濃厚である疑惑の存在であるということを強く意識しました。
私はお盆には帰省する予定はないのですが、認知症初期の独り暮らしの母の介護のために3か月に一度帰省することにしていて、6月初旬の帰省の折も社協の人から直接電話があり、私が帰省することになると、母のサービス利用は2週間休止になるけれども、それでもいいかという確認の内容でした。
私も母もその措置に了解して、私の帰省後2週間母はデイケアやヘルパーさんの訪問は休止になりました。一人暮らしで認知症の症状もあるので、人に触れないのは不安だったので、毎日電話して安否を確かめなければなりませんでしたが、私が感染させるリスクはゼロではないので、しょうがないかなとその措置に納得しました。
多分9月初旬の帰省の折にも同じような措置になると思いますが、それまで私自身の感染予防を徹底して、帰省しても実家からは外出せず過ごそうと思います。
地方で「自粛警察」の様々な行き過ぎ行為が取りざたされていますが、どのような状況で感染リスクが高くなるのかもう少し冷静に考えて、それぞれの立場を慮って、思いやりのある心を持ってほしいと思います。
自分自身が正義の立場にあるときに、その声は高く、大きくなるものです。
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