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言葉なしの記憶

 瞑想をはじめて2日目。

 吐く呼吸に意識をおいて、吸う呼吸は自然に任せてひたすら呼吸を意識(=気づき)つづける。

 結跏趺坐はできないけれども、両脚を汲んで、座蒲をお尻の下に敷き、二等辺三角形を形作って安定な姿勢を保ち、30分。

 途中何度か呼吸に意識するのを忘れ、あれこれ雑念が浮かんできましたが、すぐに呼吸に集中することにもどることをつづけいると、汗がぽたぽた落ちてきて、体の内側が熱くなってきました。

 腹式呼吸で筋肉を使ったために発熱したからでしょう。

 ジョギングをしているような高揚感も覚えました。

 セロトニンが分泌されているからでしょうか?

 瞑想中は意識はひたすら呼吸に集中し、意味を捉えないようにするのですが、

 このような体感の感覚は、言葉=意味によって記憶されているので、このような感覚の記憶すらもなくならなくてはならないのかな?と思います。

 普段は思い出すこともない昔のとりとめのないシーンを思い出したりして、

 瞑想はやはり脳に新鮮な刺激を与えているようです。