石浦章一氏のラジオ講座「老化と科学」の中で、
日本の高齢者に不足しがちな栄養素を挙げていました。
それはタンパク質とビタミンDだそうです。
日本の高齢者は、必要とされる栄養素はほぼ満たされているようですが、上記の二つは不足しがちです。
タンパク質は筋肉の材料、ビタミンDはカルシウムを骨に定着させるのに必要で、
双方ともフレイル予防、つまり、自立した生活を送るために必要な筋肉量を維持するために欠かすことのできないものです。
日本の高齢者は、肉をあまり摂取しないようですが、石浦氏はタンパク質を効率的に摂取するためにも、肉をもっと積極的に摂取するように推奨しています。
高齢になるとどうしてもあっさりしたものを食べたくなり、肉食は敬遠されますが、
できるだけ肉食も摂るように努めることが肝要です。
確かにお元気な高齢者の多くは健啖家で、しかも肉食が大好きな方が多いように見受けられます。
私も50歳を過ぎて、血液検査でアルブミン値が低いのを改善するために、
積極的に肉食をするようになりました。
それまでは、ほとんど摂取していませんでしたが。
摂る肉は、脂肪分が少なくタンパク質含有量が多い鶏むね肉にしています。
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