エリザベス女王が死去されました。
民主主義の国民国家が世界の大多数をしめる状況で、元大英帝国の象徴としてのカリスマを体現されたその存在を奇跡的に感じていました。
自分の地位の存立根拠が、国民による支持であるということの重みはいかなるものであったのだろうと思います。
亡くなる前日まで公務をされる使命感。
その気品ある穏やかな表情の中に秘められた鉄の意志を感じます。
それにしても、高齢でもハイヒールで長時間儀式に参列し、華やかなショッキングピンクやブルーのお召し物を直用されるなど、いつまでも美しい女性として、世界で最も注目された存在でした。
エリザベス女王の持つ国民統合の吸引力を、果たして後継者が持ち得るのか?
イギリス国民の意向に注目しています。
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