昨日は立春でした。
昨日一日で何度も「暦の上では春ですが、まだまだ寒さが続きます。」の台詞をラジオから聞きました。
旧暦であるため、実際の季節の移り変わりよりも早めに季節が訪れてしまいますが、
旧暦は、現代に生きる私たちに季節の巡りを早めに知らせてくれることで、
今時点の季節を強く実感させる作用があるように思います。
「ぜんぜん暖かくなっていない、むしろこれから寒さが一段と強まる季節になるのに。。。」
このずれが、暑さ=夏、寒さ=冬の、今の厳しい気候を耐えさせ、
四季のある日本では必ずめぐってくる、快適なー春、秋ーを予期させる作用があるように感じます。
「辛いこと、厳しいことにも、必ず終わりがある。」と。
それにしても今年の冬は寒くて、東京は乾燥が激しいです。
からっからに乾いた冷たい空気に覆われる中、
それでも梅の花が咲き始めたり、沈丁花のつぼみも膨らんできました。
春は、やはり、間近のようです。
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