免疫学者宮坂昌之氏が、変異株のコロナウイルス感染予防についてラジオで語っていました。
変異株が感染力が強いのは、それまでのウイルス株は比較的大きな飛沫に含まれて、感染者から放出されるため、
飛沫は2メートル以内に即座に落下して、空気中に漂う時間が短いのに対して、
変異株は小さな飛沫=マイクロ飛沫に含まれて放出されるようです。
マイクロ飛沫は、長時間、いつまでも空気中に漂っているそうで、
そのため感染者のいる空間にいる間中、飛沫を吸い込んで感染するリスクが高いそうです。
そしてそれはマスクで防ぐことも、これまでのウイルス株より困難だとのこと。
重症化リスクも、これまで高齢者の割合が多かったけれども、30代~50代の中高年も重症化率が結構高いことを挙げていました。
ただ、変異株もそれまでものと同じくワクチンが良く効くそうです。
マイクロ飛沫対策としては、空気の流れを確保することが肝要で、そうすることで、マイクロ飛沫に含まれるウイルスは流れ去っていくそうです。
だから変異株予防への対策は、これまでの三密を避けることに加えて、換気を十分に行うということです。
乗り物、家、職場など、換気をこまめにすることが必要です。
高齢者のワクチン接種が始まりました。
ワクチンの効果が表れるまでしばらく時間がかかるそうなので、それまでできるだけ変異株に感染しないように留意したいと思います。
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