緑道沿いに真っ赤な曼珠沙華が咲いています。
咲いているところには数本が群集していて、
これまでそこに曼珠沙華が植えられていたことに気づかなく、
いつも花が咲いてから知ることになります。
それは、曼珠沙華は花が咲く直前に茎がぐーと伸びてきて花が咲き、
枯れる時に葉っぱがつくからだと患者さんに教えられました。
そういえば、曼珠沙華の葉っぱを見たことがなかったなあと。
花が鮮やかな赤で、花弁が独特な形をしていて、葉がないので、ソメイヨシノのように開花ばかりに注意が「むいてしまうからなのでしょう。
また、開花も、いきなり、いっせいに、というところがソメイヨシノを連想させます。
一名彼岸花と言われるように、秋のお彼岸のころ咲く花で、今年は8月の末から急に涼しくなったので、
例年よりも早く咲いたようです。
最近、赤以外にクリーム色の曼珠沙華を見かけるようになりました。
根茎に毒がある(かぶれる?)そうで、認知症の母が繰り返し、幼少の頃、近所の男の子が曼珠沙華を切り取ろうとして手がかぶれて泣いていた様子を語るのですが、
茎にもかぶれる成分があるのかなあと、実際に試したことがないのでわかりませんが。
曼珠沙華が咲きだしたら、秋はいよいよ本番です。
週末には台風が上陸するようで、
これも秋の風物詩。
夏はすっかり去ってしまったようです。
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