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マスクを外す時

 コロナ感染が落ち着いてきている状況で、政府はマスク着用の条件の変更を発表しました。

 屋外で密にならない状況であれば、マスク着用を義務付けないということです。

 私はコロナ感染流行がピークの時も、ジョギング中は息苦しいためマスクを着用せず、

 早朝で人が少なく、道の端を走ってすれ違う人との距離は2メートル以上空けているので大丈夫としています。

 買い物だてらのウオーキングの際にはマスクを着用して、もちろん治療の時にはマスク着用です。

 ウオーキング中のマスクは、冬場は息で眼鏡がくもり、視界が悪くて困り、これから夏場に入ると、暑くて息苦しくなるのですが、それでもきっとマスクは着用し続けると思います。

 その理由は、外すのが「めんどう」だからです。

 他の人の視線や思惑を気にすることがです。

 自分は納得していても、そうとは思わない人もいるだろうと、あれこれ考えるのが面倒で、

 それならいっそのこと、蒸し暑いのを我慢してマスクつけているのが「無難」だろうと。

 それに感染以外のマスク着用の効用は、日焼け防止になること(化粧はもともとしていない)です。

 そしてマスクをし続ける一番の理由は、もう2年以上マスク着用して、その不便さにも慣れてしまったからです。

 むしろ、マスクをしないと落ち着かなくなってしまった自意識の変化。

 そしてマスクに覆われた他人の顔に対する興味の減少。違和感の喪失。

 日本人総マスク現象がもたらした自意識の変化の影響はどのように出てくるのでしょうか?