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見極める

 今年も今日を含めて後3日になりました。

 振り返って誰もが感じているでしょうが、コロナに明けて、コロナに暮れた一年でした。

 きっと、コロナのためにそれまでの日常が遮断されて、1年以上が過ぎ、「異常が日常」になってしまって、

 そのこと自体は慣れてしまったのでしょうが、

 それに伴う様々な心身の影響にじわりじわりと蝕まれているように感じます。

 何より、感染収束の見通しが立たず、当初予想されていた、楽観的観測が、いつの間にか反故にされていて、

 ずるずるとその事態に戸惑いながらも従わざるを得ない状況だということです。

 未来を予想して、現在の立ち位置を決定しなければならないのに、

 それができず、またそうする意欲が湧き起こらないです。

 きちんと「見極める」には、足元が固まっていないと難しいのだなあとつくづく感じます。

 ぐらぐらとする支点から、正しい見通しはできないように思えるからです。

 来年、もう少し、足元が確かになってから、見通していこうかなと思っています。

 でもそれでは世の中の変化のスピードにはついていけないのでしょうが。

 ただ、わけがわからず、巻き込まれて、受け身で流されるのではなく、

 せめてじっとしていることで、変化の流れへの抵抗力が弱めようと。

 世の中の「変化に乗り遅れないように(そうしないと。。。)」のプレッシャーに抗いながら、

 来年、過ごしていこうと思います。