再読しているエドワード・ブルモア著「『うつ』は炎症で起きる」の中で、
耳こすりが緊張した際に胃が痛くなったり、ムカついたりする症状を緩和する
という言い伝えを紹介しています。
実は耳をこするという行為が副交感神経の働きを高めるためであるそうです。
精神的なストレスで交感神経優位になり胃腸の働きが低下した状態を、
シーソー関係にある風交感神経の働きを高めることによって、症状を緩和する
というものです。
なぜ「耳こすり」なのか?
耳介は体の中で唯一副交感神経が表面に出ている部分だからだそうです。
寒い時、ミトンを耳に当てると体全体が温まるのは、血流が良くなって副交感神経の
働きが良くなるためなのでしょう。
これからは緊張したら、耳をこすってみようと思います。
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