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喪中はがき

 先日20年来の知り合いのご主人が5月に逝去されていたことをお知らせする喪中のハガキを頂きました。

 コロナ禍があるまで毎週治療に伺っていたのですが、70歳のご主人の持病のこともあり、ずっとお会いできないでいました。

 お中元のお礼のメイルを差し上げた時も、ご主人の逝去のことには触れないでいてずっと知らないままでした。

 ご主人の病気は若い時から患っていた遺伝的なもので、何度も入退院を繰り返されながら病気は進行していました。

 とてもご家族を大切にされる方で、家族仲もよく、ご家族も一丸となって入院の際などは交代で付き添いされて、本当に介護に尽くしておられる姿勢には頭の下がる思いでした。

 私自身の家族関係は、子供たちは18歳で学業のため家を離れていたこともあり、ドライな関係なので、脳梗塞後6年間、母の介護を遠距離で補佐しましたが、父が86歳で亡くなった時も、正直、悲しくはありませんでした。

 毎年暮れに届く喪中はがきに込められる家族の想いも様々だなあと感じます。

 そしてしばしば話題になるのですが、亡くなられた方の年齢が90歳代がかなりの割合を占め、時には100歳代!もあることに、高齢化を実感します。

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