· 

猛暑に慣れる

 梅雨明けから連日の猛暑。もう3週間ぐらい雨は一滴も降らず(先月の1か月の長雨がウソみたい!)、

極端な天候が続いています。

 集中豪雨の時も、「50年に一度の記録的な豪雨で、命の危険があり!」でしたが、

 現在の猛暑も「命の危険がある暑さです!」と、

 普通に生きているだけで「命の危険」にさらされる状況になりました。

 加えてコロナ禍。

 人類は厳しい気象や飢えとの闘いの中進化してきたのですが、現在の(先進国に限ってですが)豊かで、テクノロジーの発達のおかげで、これだけ天候不順でも飢えることはなく、厳しい気象にもエアコン等を利用して、

生存可能になってきています。

 昔ならば生存が困難な状況ですが、よく考えれば、このような過酷な状況は、

 地球温暖化、乱開発によるウイルスと人間との接触など、すべて人間の地球環境との調和を考えないエゴ的な営みから生まれたものだとも言えます。

 これは「天罰」なのかなあと、猛暑による暑さの中、コロナ対策としてマスク着用で、ほとんどどこにも出かけない夏を過ごしながら感じています。

 でも3週間も猛暑が続き、毎朝ジョギング、エアコンなしで暮らしていると、この暑さに慣れてきたようです。

 身体は健康であればどんな状況にも耐性ができるようで、

 少なくとも、これからの夏はこのような猛暑になることが予想されるので、

 化石燃料を消費して(地球温暖化の原因)環境を変えるか、自分自身の身体を環境に合わせるか、

二者択一を迫られるようになってきています。

 私は今のところ健康であるので、後者のやり方を選択しています。

 今週末には猛暑も終わるようで、サバイバルの高揚感が失われるのを

 心寂しく感じています。