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オリーブオイルとアスピリン

 脳科学者石浦章一氏の「脳学」を読んでいたら、「オリーブオイルの成分には、アスピリンの成分であるイブプロフェン同じ働きをするものが含まれている」をありました。

 (-)オレオカンタールと呼ばれる成分で、抗炎症作用があり、炎症や痛みを引き起こすプロスタグランジンの合成を阻止する機序です。

 7月からエキストラオリーブオイルのポット2リットルを購入して、すべての油料理にオリーブオイルを使用しています。

 オリーブオイルは熱にも強く、オメガ3油は体にいいとは知っているのですが、熱を加える料理には使えないし、高価だしと、それよりも働きは若干衰えるけれども同じ作用があるオリーブオイルにしようと決めたのでした。

 きっかけは、年(55歳)のせいか、肌が乾燥しがちになったと感じたことです。

 それでオリーブオイルを使ってしばらくたって、肌がしっとりとしてきて(私は化粧を一切していないので、その効果はオリーブオイルだと思います)、体の調子もなんとなくいいような気がしていました。

 両親ともに認知症を患っていたので、私も覚悟してはいるのですが、考えられるすべての予防の努力は惜しまないつもりで、認知症の原因として脳細胞の慢性炎症があるとし、その予防としてバイアスピリン小児用が処方されていることを知って、私も飲もうかなあと本気で思っていました。

 けれども、薬という「味気ない」ものではなく、オリーブオイルというおいしい食材油であるならば、ずっと続けられることもでき、認知症をはじめとする健康にはいいだろうと、これからもオリーブオイルを認知症予防?のために適量続けていこうと思います。