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往復2万歩と箱根駅伝

 コロナ感染の影響で献血者が減少して血液が不足しているというニュースを聞いて、3日に渋谷の献血ルームに献血予約しました。40回以上も献血しているのですが、去年は2月にしたきりでいた。

 いつも渋谷へは豪徳寺の自宅から緑道沿いに246まで出て道玄坂を上って下り、片道1時間(約9キロ)徒歩で行きます。

 昨日も寒かったけれども、正月で人通りが少なく、歩いているうちに体が温まり、陽射しはぽかぽかで、気持ちよく往復18.3キロ。20059歩、523キロカロリー消費(スマホの歩数計より)のいい運動になりました。

 献血ルームは心配した感染リスクの対策はしっかりとられてあって、安心して献血ができる、と思っていたけれども、血液の比重が足りず(貧血)、今回は献血ができませんでした。

 もともと貧血気味で何回かに1回は献血ができないことがあるのですが、今回は、2か月前からトリモツの煮込みを毎日食べ、鉄分を補充して、階段の息切れもなくなり、貧血は克服できたと思っていたのに。。。残念無念。

 すぐには効果が現れないのかな?トリモツはおいしいし、しばらく食べ続けてみようと思います。

 往復中は、箱根駅伝の復路をラジオの実況中継を聞きながらでした。

 NHKラジオの箱根駅伝中継は金哲彦氏の解説が適格で分かりやすく、ポイントを付いていて、聞いていて駅伝の面白さが倍増するので、すっかり、金氏のファンになって、著書もすべて読んでいます。

 走る選手といっしょにこちらも体を動かしているので、臨場感があり、まるで一緒に走っているような気分になりました。

 最後の区間の駒澤大学の猛追レースはすごかった!

 いつもジョギングは駒沢公園をしていて、たまに駒沢大学の駅伝選手の練習と重なることがあり、選手のバンビのような肢体であっという間に追い越される後ろ姿を見て、その速さを身に染みて感じました。

 駅伝はチームプレイで、いろいろ駆け引きもあり、個人の力量だけで計れない難しい側面もあると思います。

 そして驚いたのは、選手たち皆、とても、スマート(頭が)謙虚で、自己把握力に優れていることです。

 走り終わった直後にも関わらず、区間トップの選手へのインタビューに答える彼らの発言は、誰もがなめらかに、とても冷静で、自分自身のことを的確な表現ができ、さらに聞く人の心もつかむ言葉を咄嗟に紡げるということです。

 「今時の若者」はすごい!

 そう感じた箱根駅伝でもありました。