東京が「ロックダウン」する可能性があるという情報が入り、昨晩は戦々恐々としましたが、今のところ知事による厳重注意の段階でとどまっています。
私自身の外出は自宅開業ということもあって、日ごろからジョギング、買い物がてらのウオーキング以外外出することは少なく、公共交通機関もめったに利用しないので、普段と同じ生活をしていたら感染リスクは少ないと思われ、行動制限に対するストレスはありません。
ただやはり患者さんは激変。この状況じゃしょうがない、同じような境遇の人は多くいるのだと考えると、不安な気持ちはなくなり、事態が早く終息することを願うまでです。
とはいえ、東京の現状はやはり非日常。このような時に心身のバランスを保つには、ルーティン=習慣的行為が助けになります。
人間界でどのようなことが起こっても、自然災害が生じても、日は昇り、日は沈み、太陽を中心とした地球の営みは45億年絶えることなく営まれ、その環境で生命が誕生し、私たちの身体も進化してきました。
どんな時でも変わらない確かなものは、私たちの体がもつこの地球の動きと同調したリズム=体内時計ではないかと思います。
その体内時計のリズムに合わせて日々の営みを送ること。それが心身共に健康な状態を保つことに自然となるようにカラダのしくみがなっているようです。
ただ体内時計は様々な要因で乱れがちです。体内時計は24時間周期よりもすこしだけ長く、そのままでいると位相がずれてしまうので、起床の時間を一定にして、朝日を浴びることで体内時計の中枢がリセットされます。
また朝食を決まった時間にしっかりとることで、カラダのすべての細胞にある末梢の体内時計も同調されます。
こんなときだからこそ、規則正しい生活=習慣的行為を送って、カラダのリズムを一定に整えるように努めましょう。
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