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差異を感じる

 昨日は台風の影響で曇り時々雨の不安定な天気でしたが、

 気温は30度で「過ごしやすい」一日でした。

 汗もかくことなく、数日前までの35度を超える猛暑と比べると「涼しい」と感じるくらいでした。

 今から50年近く前の昭和の夏。

 小学生だった私は夏休みの学校のプール開放で、炎天下の昼、毎日プールに入りに友達といっていました。

 その時、付き添いだった保護者が「え~30度!」と気温が30度を超えたのに驚いていたのを覚えています。

 当時は、真夏でも30度を超える日はほとんどなかったからです。

 昭和の夏の暑さは令和の夏の暑さとは違っていたのだということを改めて感じました。

 令和の夏は30度では驚くことはなく、むしろ快適に感じるくらいです。

 きっとこれは梅雨明けから35度を超える猛暑日が続き、身体が暑さに慣れてそれを標準と感じるようになり、

 それからの温度の変化によって暑さを感じるようになったからだと思います。

 身体のセンサーは絶対温度ではなく、温度変化によって感じるようになっているのだということを、

 自分の体感でつくづく感じるここ数日です。

 また35度を超す暑さになったら、きっとかなり暑く感じられるのでしょうが、

 天気予報によると今週は30度ぐらいで推移しそうなので、安心しています。

 記憶にある子供の頃の夏の暑さが、決して嫌なものではなかったのには、

 理由があったのですね。

 あ~大好きだった夏が懐かしい。