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桜満開に想う

 昨夜の雨も上がり、強風も収まったようで、気温は現在午前4時なのに15度近くの暖かい朝です。

 ここのところ寒気のぶり返しで肌寒い日が続いていたので、布団も冬仕様だったので、びっしりと汗をかいて目覚めました。

 昨日ウオーキングした緑道がが、薄ピンク色に染まっていました。

 沿道の桜並木の桜が満開に近づいている様子です。

 まだ満開ではないので、昨日の雨と強風でも散らずにいると思います。

 2年前のコロナ禍が始まったばかりの桜の季節を思い起こし、

 まさか、2年後もコロナ流行が続いていて、世の中すっかりかわってしまうなんて想像もできませんでした。

 季節は変わりなくめぐりのに、

 感染流行は繰り返され、私たちの生活もコロナ感染流行の影響を受けました。

 生き物である人間は時間とともに不可逆的に変化していくのに、地球は太陽の周りを太古の昔から周り続けているのだなあというのを、満開の桜の季節になるといつも思い起こされます。

 思えば人生の中で満開の桜を眺めることができるのも、数十回に過ぎず、私はあと何回、満開の桜を観ることができるのだろうと、人生の儚さと、桜の花の儚さを重ねつつも、人間の生の有限さと、自然の悠久さを実感する季節となりました。