一昨日の冷たいみぞれ交じりの雨が止んで、昨日は晴れ間ものぞき、ほころび始めて足踏みしていた桜の開花が一歩進んだようです。
満開だったハクモクレンの花が散って、緑道沿いに踏まれた花びらが茶色く変色してへばりついていました。
ハクモクレンは大好きな花で、葉のない木に真っ白で大輪の花が咲く様子が凛として美しいのですが、
桜の開花する直前に咲き始め、満開になるころには散ってしまう儚い花です。今年もほんの2~3日しか楽しめませんでした。
真っ白な雪柳の花の枝もたわわに垂れ下がり、冬の間モノトーンのように感じられていたキャンパスに、いきなり色が塗られたようです。
春は色彩の季節でもあることを改めて感じます。
春先に咲く花は黄色いものが多いので、まずキャンパスは黄色に彩られます。
それから様々な色がちりばめられて、百花繚乱の様相を呈してきます。
今週末ぐらいに桜が満開になり、
ここにも桜が植えられていたのかと、ピンクの色彩で気づかされ、目移りしながら
なぜか心うきうきしながら散策する日々がいよいよ始まります。
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